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Inoriについて

Inoriは海も山も豊かな岡山県瀬戸内市牛窓の山の上にあります。ここで犬と鶏たちと一緒に、「小さくて大きな」暮らしをしています。「小さく」というのは、5坪ほどの小さな工房で私やスタッフが手作りできる範囲でやっているということ。地元のオーガニックの農家さんに栽培していただいたものや自宅の畑で取れるハーブなどを使って商品を作っています。
なるべく多くのお客様に食べていただけるよう頑張っていますが、ひとつひとつ手作りなのでなかなか大量生産というわけにはいきません。その年の収穫量にも影響されます。ある商品は農作物が不作で1瓶も作れなかったという年もありました。

Inori室内
コッコ
日々の風景

人間や自分の都合ではどうしようもないこと。この「大きな」存在に寄り添いながら暮らすということは、時には勇気がいることです。自然界というものは本来そういうもの。今よりもっともっと自然と対話して暮らしていた人々は、それ以上のギフトを受け取っていたと思わざるを得ません。

自然と触れ合うとき、それはそのいのちとともに自分のいのちを覗いているのです。都会で疲れて暮らしている人たち。彼らは、きっと自分と繋がる多くのものを忘れ去ってしまっているのかもしれません。そんな方達にもぜひ興味を持っていただきたいと思っています。

手仕事

自然界のゆらぎの中で、自然に寄り添いながら、生きていくために当たり前のことを当たり前としてやっていく。「小さな」暮らしから出会う「大きな」自然からのギフトを食べ物や暮らしという形で表現していくこと。Inoriがやってきたこと、これからやっていくことは、きっとそんなことです。そしてInoriが作った手作りのものたちを喜んでいただけるお客様がいてくださることが、私の仕事の大きな喜びです。

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「祈り」であるという思いから

「Inori」という名前は、私の名前の一部であること、手仕事そのものが「祈り」であるという思いから名づけました。
「豊かさとは、必要なとき必要なタイミングで必要なことを提供できること。」そして受け取る時は、「豊かさがすべてそこにあるという感覚。」でいること。
私もたくさんのことを学びながらそうありたいと願っています。

食べ物だけでなく、手仕事や環境再生などのWS、野草の会、映画上映会、ホメオパシー、フラワーエッセンスのアドバイスや処方など、いのちを通して健やかに豊かに暮らしていくことを提案しています。

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新居典子プロフィール

新居典子

広告代理店勤務を経て海外の旅の後、長野の石窯で焼く天然酵母のパン屋に弟子入り。その後岡山のカフェにてパン職人として働く。

兼ねてからの希望であった農的暮らしを求めて、岡山県瀬戸内市のオーガニックファームで農業経験を積みながら、瀬戸内市牛窓町の古民家で、四季折々の自然と大地に寄り添う暮らしをスタートする。

2013年にオーガニックのハーブや野菜を使った瓶詰め加工業「 Inori」を設立。食べ物をはじめとして、環境、暮らし、農業、ホメオパシーやフラワーエッセンスなどの自然療法の分野にも深く関わり、人間と自然との関わり、真の豊かさ、ホリスティックな生き方を提案し続けている。様々なWSやイベントも主催している。

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